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コラム

次世代リーダー育成研修│ 自ら考え問題解決していける人材を育成

目次

次世代リーダー育成研修で『問題解決する組織』を創る

株式会社ナレッジリーンでは、自ら考えて問題解決できる人材を育成し、向上を図れる組織を『問題解決する組織』(Problem Solving Organization)と呼んでいます。

『問題解決する組織』を構築するためには、ヒトに関する能力を高める「人間重視型」研修とモノ・コトに関する改善を行う「物質・タスク重視型」研修を行い、左記に示す6つの能力を高め、リーダー、次世代リーダーを育成していくことを推奨しています。

効果的かつ効率的に問題解決できる組織づくり

上記の画像に示した通り、左上の学習力から始まり、伝達力(コミュニケーション)、指導力(リーダーシップ)、検出力、分析力、行動力とUの字を描きながらそれぞれの能力を高めていくことで可能となります。
この流れで教育訓練計画を作成することで、問題解決できるリーダーの自覚を促すことができます。

「問題解決する組織」の学習イメージ


人間重視型スキルを伸ばす研修コンテンツ

学習力:新しい知識やスキルを柔軟に学ぶ力

  • マインドマップ®(情報整理術)
    思考やアイデアを視覚的に整理するツールで、情報の関連性を明確にし、問題解決や計画立案、発想力の向上に役立つ。
  • 記憶術  
    記憶力を向上させるためのテクニックを学び、効率的かつ長期的に情報を保持する方法を習得。学習や業務効率を改善する。
  • 読書術
    必要な情報を短時間で効率的に抽出するスキルを身につける講座で、情報の理解力と活用力を高め、多忙なビジネスパーソンに最適。

伝達力(コミュニケーション):部下やチームにわかりやすく伝える力

  • コーチングスキル
    個人やチームの成長を促進する技術を学び、信頼関係を構築して目標設定や達成をサポート。部下指導やリーダーシップ開発に役立つ。
  • LABプロファイル®    
    コミュニケーションスタイルや行動パターンを分析し、相手に応じた効果的な接し方を学ぶ手法で、営業活動やチームビルディングに効果を発揮。

指導力(リーダーシップ):チームを導き、成長させるリーダーシップ

  • ビジネス心理
    心理学をビジネスに応用する知識を学び、顧客や同僚との関係性を深め、説得力や交渉力を高める技術を習得。業務成果を最大化することを目的とする。
  • チームビルディング
    チームの信頼関係を強化し、一体感を高めるプログラム。協力やコミュニケーションを向上させ、チームの生産性とモチベーションを向上させる。
  • iWAM診断
    個々の仕事に対する動機や思考スタイルを可視化する診断ツールで、社員の適性や潜在能力を把握し、最適な配置や育成計画を支援。組織のパフォーマンス向上に貢献。

物質タスク重視型スキルを伸ばす研修コンテンツ

検出力/定義力:課題や問題の兆候を見逃さない力

  • 原理原則アプローチ
    問題解決における基本的な考え方を習得し、長期的な成果を目指す手法。普遍的な原則に基づいたアプローチで、組織の基盤を築く。
  • チャンクダウン
    大きな課題を細分化し、小さな単位に落とし込むことで問題を解決しやすくする手法。実行可能な計画の作成を支援し、迅速な行動を促す。
  • 新5S思考術
    従来の5Sを進化させた思考法で、業務全体の効率化や質の向上を図る。整理整頓だけでなく、創造的な業務改善を促進する。

分析力:課題を理解し、原因を正確に把握する力

  • なぜなぜ分析
    問題の根本原因を探る手法で、再発防止や改善策の策定に役立つ。組織全体の継続的な改善活動を支援するシンプルながら効果的な手法。
  • ロジカルシンキング
    論理的な思考を鍛えるプログラムで、情報を整理し的確な結論を導くスキルを習得。説得力のある提案やプレゼンテーションの作成に役立つ。
  • データ分析
    収集したデータを基に意思決定を行うスキルを習得。データの視覚化や洞察の引き出し方を学び、経営戦略やマーケティング活動に活用可能。

行動力:考えたことをすぐに実行に移す力

  • ひらめき力
    新しいアイデアを生み出す創造力を育むプログラムで、業務や製品開発に役立つ斬新な発想を引き出し、固定観念を打ち破る方法論を提供。
  • 改善力
    現状を見直し、業務効率や品質を向上させる能力を磨くプログラム。PDCAサイクルを強化し、継続的な改善活動をサポート。
  • クリエイティブアート
    描かれていない部分や背景にどのようなことが隠れているのか、仮説・推論をしながら考える力を養います。マインドマップの研修などでこの手法を活用しています。

『物質タスク重視型』と『人間重視型』のバランス

一般的な会社におけるマネジメントは次の2通りに分類されます。
設備や装置・データ・プロセス・マニュアル・システムといった、人以外のモノやタスクを重視したマネジメントと、人を重視したマネジメントです。

弊社では左側を『人間重視型』研修トレーニング、右側を『物質・タスク重視型』研修トレーニングと位置づけており、この両方を兼ね備えたリーダーを育成しております。


弊社が推奨するマネジメント手法は、二つのバランスをとることです。たとえば、

IT関連のシステムや最新の機械装置を導入することは『物質・タスク重視型マネジメント』ですが、それだけで生産性向上や業務効率が達成できるでしょうか?

たしかに機器や装置の導入により、一定の成果が得られます。
しかし、働く人の当事者意識も同時に育てなければ、真の組織力を発揮することはできないのではないでしょうか。
なぜなら、機器やシステムを使うのは人だからです。

人が『自ら直接その事象に関わっている』という当事者意識を育て、成長を促すことも重要です。
この当事者意識を育てるマネジメントを「人間重視型マネジメント」と呼んでいます。
弊社では、双方におけるマネジメントのバランス化を目指した、リーダー・次世代リーダー育成研修などのサービスを提供しております。

 『物質・タスク重視型』研修
~主にモノ・コトに関する改善を行う研修プログラム~

1.行動力

問題を解決できる組織の1つ目の特徴として、「行動力」が挙げられます。改善活動を行っていると、途中で立ち消えになってしまう企業様も少なくありません。

解決できる組織となるには、第一に一歩踏み出す『行動力』、成果が出るまでやり抜く『行動力』、さらに新たな目標に向かって前進し続ける『行動力』、この3つの「行動力」が必要です。

2.分析力

問題を解決できる組織の2つ目の特徴として、「分析力」が挙げられます。できない組織の特徴として、定義自体が間違っているケースが良く見られます。定義の仕方次第で、対策がとんでもない方向に行ってしまうことさえあります。
逆にいえば定義の段階で、誰もが納得できる問題定義を行えば、「問題」が解決したも同然です。誰もが納得する「問題」定義をするためには、詳細に分析し、細分化しなければいけません。この段階ではシンプルに整理する能力を身に付ける必要があります。

3.検出力

どんなに「行動力」があっても、どんなに「分析力」を身に付けていても、そもそも問題に気づく力「検出力」を磨かなければ、問題を解決することはできません。
私たちの組織で起きている「問題は何か?」ということを常に考え続ける必要があります。「検出力」→「分析力」→「行動力」の順で教育訓練することが、問題解決に強い人材を育成するための近道です。
分析ツールの使い方や問題解決の考え方が身につき、この研修を『物質・タスク重視型トレーニング』と呼んでいます。

『人間重視型』研修
~主に人に関する能力を高める研修プログラム~

しかし、どんなに物質タスク型トレーニングで人財を育成しても、最後まで諦めない力(レジリエンス)を同時に高めておかなければ、真の問題を解決できる組織に到達することはありません。
諦めない力を高めるには、人間力の教育訓練が必要とされます。
この訓練を「人間重視型トレーニング」と呼んでいます。
問題を解決できる組織・リーダー育成を目指すのなら、「物質・タスク重視型と人間重視型のバランス化」を教育訓練計画に盛り込む必要があるのです。

4.指導力(リーダーシップ)

リーダーや管理職は、チームの人たちの先頭に立ち自ら「指導力」(リーダーシップ)を発揮しなければいけない立場です。
チームとして確実に成果を出し、成長し続けるためには、様々な価値観や考え方を持つ人でチームを構成していかなければなりません。
チームメンバーとの協力と協調が作り出せるチームビルディングを形成するためには、まずは自分またはメンバーのビジネス心理(価値観・考え方・性格)を知り、メンバー1人1人の能力を最大限に発揮できる環境を作っていく(適材適所)ことを目指します。

5.伝達力(コミュニケーション)

問題の発生を予測したり、未然に防ぐためには、リーダーや管理職であるあなたのもとに情報が集まってこなければ正しい判断は難しいでしょう。
部下からの些細な情報を確実に得られるようになるためには、あなた自身の「伝達力」(コミュニケーション)を高めることが必要です。
リーダーや管理職であるあなたは、自分だけの言葉を使って話してしまいがちです。
部下や後輩にも分かる言葉を話すことで、話しやすい上司として信頼されるので、多くの情報が集まるようになります。

6.学習力

組織における「学習力」を高めるためには、教えられたことに興味を持ち、自ら実践しながら成長を楽しむ姿勢を持つ人を増やす必要があります。
学習力を加速させるには、情報整理術や読解力、記憶力を高めることです。

研修プログラム例

能力セミナー名称/研修一覧
学習力

セミナー① マインドマップ
セミナー② マインドマップ記憶術
セミナー③ マインドマップ読書術
セミナー④ 改善ファシリテーション

伝達力
(コミュニケーション)

セミナー⑤ リーダーズコミュニケーション研修 ver.1 (NLPビジネスコーチング)
セミナー⑥ リーダーズコミュニケーション研修 ver.2 (LABプロファイル®入門編)
セミナー⑳ リーダーズコミュニケーション研修 ver.3 (LABプロファイル®プラクティショナー)

指導力
(リーダーシップ)

セミナー⑦ ビジネス心理Ⅰ・Ⅱ(チームビルディング)
検出力 

セミナー⑧ 新5S思考術
セミナー⑨ 新5S体験型 ~ムダを探す~

分析力

セミナー⑩ なぜなぜ分析 【基本編】
セミナー⑪ なぜなぜ分析 【実践編】
セミナー⑫ 「問題」発生メカニズム ~発見・解決~
セミナー⑬ 問題解決原理原則アプローチ

行動力

セミナー⑭ 「問題解決」行動 ~改善実習指導~
セミナー⑮ 「生産管理」視点の問題解決セミナー
セミナー⑱ 安全意識と行動力を高める

その他

セミナー⑯ 「ISOマネジメントシステム」関連教育
セミナー⑰ フードディフェンス心理学

研修パッケージ改善ファシリテーター 次世代リーダー研修
       詳しくは下記をご参照ください。

「 改善ファシリテーター 
 次世代リーダー研修 」のご紹介

あなたの会社の未来を切り拓くリーダーを育成します

幹部やリーダーに昇進・昇格する未来のリーダーに対して、「学習力」「伝達力(コミュニケーション)」「指導力(リーダーシップ)」「検出力」「分析力」「行動力」を総合的に鍛えるプランです。

弊社では、教育・実習コンテンツを一定期間(例:約1年間)かけて提供し、次世代リーダーの育成と意識改革を行います。

■期待される成果

  • 問題検出力の向上
  • 問題解決力の向上
  • 改善力の向上
  • 部下や後輩の育成力向上
  • 学習意欲の向上

■コース内容(一例)

  1.  開校式/マインドマップ    1日間    4月開講
  2. 改善ファシリテーション    1日間    4月開講
  3. 速読術    1日間    5月開講
  4. 記憶術    1日間    6月開講
  5. 新5S思考術    1日間    7月開講
  6. 新5S体験型 ~ムダを探す~    1日間    7月開講
  7. なぜなぜ分析 【基本編】
  8. なぜなぜ分析 【実践編】    2日間    9月開講
  9. 問題解決原理原則アプローチ    3日間    10月開講
  10. ビジネス心理Ⅰ・Ⅱ(チームビルディング)    2日間    11月開講
  11. 「問題解決」行動 ~改善実習指導~    4日間    12月開講
  12. リーダーズコミュニケーション研修ver.2 (LABプロファイル®)    2日間    1月開講
  13. 成果発表会/修了式    1日間    2月開講

規定のセミナーおよび実習に参加し、さらに『問題解決』行動実習で一定の成果を得た受講生には、『改善ファシリテーター修了証』を授与いたします。

「改善ファシリテーション研修」に関して詳細をお知りになりたい方、
貴社に合わせた研修プログラムをご相談したい方等は下記よりお問い合わせ下さい。

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ファシリテーション研修|ナレッジリーン

会議をもっと上手に進行出来たら、、と思うことはありませんか?ファシリテーションスキルは、リーダーに数多く求められる資質の中の一つです。コミュニケーション心理学を活用しながら、スキルの向上を目指します。

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階層別研修|ナレッジリーン

企業内研修では、新入社員・現場リーダー・管理職・経営層向けなど、それぞれのスキルや知識に合わせた育成が必要です。ご要望に合わせた適切なプログラムをご用意し、効率的かつ効果的なトレーニングを実施します。

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問題解決・課題解決|ナレッジリーン

『問題解決」ができる組織とは、どのような組織なのでしょうか。それは、改善が思うように進む組織(改善する組織)のことです。『問題解決』できる組織の育成には、ムダを見つける教育が欠かせません。

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