ISO規格(スタンダード)&法令・ガイドライン(コンプライアンス)関連

FSSC22000

FSSC22000は、食品安全マネジメントシステムに関する国際認証規格で、
ISO22000をベースに業界の追加要求を組み合わせた仕組み
です。
規格要求への対応だけでなく、現場の食品安全リスクを体系的に管理し、
安心・安全な食品提供につなげる実践的な枠組みとして活用されています。
本ページでは、FSSC22000の概要と導入・運用の考え方をご紹介します。

FSSC22000 Version 6 認証コンサルティング

FSSC22000は、GFSI(Global Food Safety Initiative)が認める食品安全スキームの1つで、
国内で最も多くの組織が導入しているFSMSの仕組みです。

 FSSC22000は、
①ISO22000、
②ISO/TS22002シリーズ規格、
③追加要求事項 で構成されており、
従来のHACCPやISO22000では十分でなかった要素
(フードチェーン別の具体的なPRPや食品防御・食品偽装予防といった悪意ある攻撃に対する仕組み)
が加味され、食品企業が取り組むべき事項がすべて網羅されています。 

認証企業は、FSSC22000 Version 6に対応するために、
追加・変更された要求事項を考慮して、
既存の食品安全マネジメントシステムの見直しが必要となります。

民間企業・団体業務実績 (2025 年 5 月現在)

食品安全マネジメントシステム(FSMS)関連支援実績 FSSC22000 【 213 事業所 】(該当部分のみ抜粋)民間企業・団体の業務実績一覧はこちらからダウンロードできます
パンフレット 【FSSC22000 Ver.6解釈文書への対応・ギャップ分析のご案内】ダウンロードはこちら

FSSC22000の導入・運用にあたっては、組織の規模や製品特性、
既存のマネジメントシステムの有無などにより、取り組み方や進め方が大きく異なります。
「ISO22000やHACCPとの違いをどう整理すればよいか」
「現状の仕組みで対応できているのか」
 「これから何を優先的に進めるべきか」
といった点についても、ご相談いただけます。
自社の状況を踏まえた進め方の整理として、
まずはお気軽にお問い合わせください。
[ FSSC22000対応について相談する ]


【基礎から解説】FSSC22000とは|取得方法やメリットをわかりやすく説明|ナレッジリーン

食品安全に対する消費者の関心は高まっており、製造者は安全な生産環境を確保することが求められています。この記事では、食品安全を国際的に統一する規格の一つであるFSSC22000について概要や他の認証との違い、取得方法などを、これから取得を考えている方に向けて詳しく説明します。

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FSSC22000 Version 6の主な追加・変更のポイント


  1. 追加要求事項の項目が、15項目から18項目に追加された。

  2. 2.5.8食品安全及び品質文化、
    2.5.9品質管理、
    2.5.15機器管理、
    2.5.16食品ロス及び廃棄物、
    2.5.17コミュニケーション要求事項が、
    新たな追加要求事項の項目として設定された。

  3. 2.5.1項、
    2.5.2項、2.5.3項、2.5.4項、2.5.6項、2.5.7項、
    2.5.10項、2.5.11項、2.5.13項については、
    要求事項が追加され、
    Ver.5.1で策定された内容が一部修正された。

  4. 2.5.5項、2.5.18項については、
    一部内容が修正された。

ナレッジリーンでは、規格改定に関するサービスを提供していますが、 
貴社のご要望により、カスタマイズしたサービスを提供することも可能です。
 詳しくは下記をご参照ください。

「積極的な食品安全文化・品質文化」について

FSSC追加要求事項では、「積極的な食品安全文化・品質文化の育成」
について、コミットメントすることが求められています。
また、このコミットメントをマネジメントシステムと関連付けて次のことを
展開することが求められます。

  • 上級管理者の責任として
  • 食品安全文化の目標設定
  • 食品安全文化の実施
  • 食品安全文化の維持

食品安全文化や品質文化とは、
組織が課題に直面した際、
意識や行動の優先順位をどう定めるかを示す考え方です。
組織文化とは、こうした判断や行動が積み重なって形成される、
組織や個人の思考と行動のまとまりです。

文化が適切に育まれていれば、
意識や行動はあるべき姿へと自然に成長していきます。
一方、文化が未成熟な場合、意識や行動が定まらず、
成果につながりにくくなります。

今回の要求事項では、より良い文化を育てるための、
組織的な取り組みそのものが問われています。

  • コミュニケーション
  • トレーニング
  • 従業員のフィードバック及びエンゲージメント
  • 食品安全及び品質に影響を与える組織の全セクションを対象とした、
    定義された活動のパフォーマンス測定

上記内容を含む計画を立案しなければなりません。

食品安全文化と品質文化について対話すること

要求事項に対応するには、
自社の食品安全文化と品質文化を上級管理者らで定義づけることが重要です。
そのため、iWAM診断*などで管理職の意識傾向を把握し、
あるべき文化の姿を描くプロセスが有効です。

ナレッジリーンでは、専門ファシリテーターを派遣し、
目的に沿った対話と合意形成を支援します。

*iWAM診断とは:個人の意識や行動パターンを測定し、数値化する診断です。
診断結果を用いて、組織の文化を把握することができます。
数値化が可能なため、文化の変化や醸成の達成度など、モニタリングが容易になります

円滑なコミュニケーション

コミュニケーションとは一方的な伝達ではなく、
情報を相互にやり取りすることを指します。
話しやすい雰囲気が組織に根づかないと、
情報交換が滞り、文化の醸成にも影響します。

そのため、管理職やリーダーが専門家のコーチングを受け、
心理的安全性を高める関わり方を継続的に身につけることが有効です。

ナレッジリーンでは、リーダーシップ教育の専門家を派遣し、
目的に沿ったトレーニングを展開いたします。

 トレーニング

方針を伝えるだけでは行動は生まれず、
マネジメントシステムは機能しません。
そこで、知識を行動に移すには、
納得感のある説明と信頼関係によるモチベーション向上が必要です。
この取り組みは、モチベーションと行動力を高める、人的資本経営の基本でもあります。

ナレッジリーンでは、食品安全や品質文化に影響する、人財育成のご支援をいたします。

 従業員のフィードバック

マネジメントシステムは、
参画する一人ひとりの人財によって支えられています。
人財の考えや想い、
描く未来を把握することは、文化醸成に欠かせません。
そこで、定期的な1on1を通じて想いを共有し、
聴く姿勢を大切にします。

ナレッジリーンでは、リーダー向けの傾聴トレーニングや集まった情報の傾向分析など、
ご支援いたします。

 従業員のエンゲージメント

エンゲージメントとは、
従業員が組織や仕事に対して抱く愛着心を指します。
この意識が高まることで、あるべき姿勢や行動へと自然に導かれていきます。
その背景には、人財一人ひとりの前向きな思考と、
組織による支援関係の存在があります。

ナレッジリーンでは、「人財」のポジティブ思考を醸成したり、
これに関わる支援方法についてご支援いたします。

食品安全及び品質に影響を与える組織の
全セクションを対象とした、 
定義された活動のパフォーマンス測定

【iWAM診断】を実施することにより、食品安全・品質文化の目標を設定し、
活動のパフォーマンスを測定することが可能です。iWAM診断の効果

具体的には、レポートを分析することにより、
食品安全や品質文化の特徴を要素別に数値化します。
この数値を用いて、個人やチームの強み・弱みを把握することができ、
文化の醸成に好影響を及ぼす活動を明確にすることができます。

iWAM診断の進め方iWAM診断の進め方

iWAM診断とは:
個人の意識や行動パターンを測定し、数値化する診断です。診断結果を用いて、
組織の文化を把握することができます。
数値化が可能なため、文化の変化や醸成の達成度など、モニタリングが容易になります。

FSSC22000は、認証取得だけでなく、その後の運用・定着までを
見据えた取り組みが重要です。
導入検討段階での整理から、取得に向けた準備・運用支援まで、
貴社の状況に応じたご支援についてご案内いたします。
具体的な内容やスケジュールが未定の段階でも構いません。
まずはお気軽にお問い合わせください。
[ FSSC22000について問い合わせる ]

サービスメニュー

構築から運用までの全フェーズにおいて、
貴社のニーズに合わせたきめ細かなコンサルティングで食の安全を支援します。

マネジメントシステムの導入に加え、
維持管理やレベルアップ、業務改善まで幅広く対応します。
導入支援は準備・構築、運用、審査の三つのフェーズに分け、
審査登録まで丁寧に伴走します。
認証取得後も、継続して運用できる組織の仕組みづくりを支援します。

コンサルティングの進め方

■食品安全マネジメントシステムの見直し業務

FSSC22000 Ver.5.1のシステムを、
Version6の追加要求事項に基づき見直し、必要な修正点を整理します。
あわせて、移行審査に向けた活動内容や人材育成、スケジュールについてご提案します。

■文書化支援業務

2.5.8食品安全及び品質文化、
2.5.9品質管理、
2.5.15機器管理、
2.5.16食品ロス及び廃棄物、
2.5.17コミュニケーション要求事項に基づき、
新たに整備された文書を含め、貴社にて作成された既存の文書を、
FSSC22000 Version 6の追加要求事項に基づきレビューし、修正方法などを指導いたします。

■内部監査員差分研修

既存の内部監査員に対し、
FSSC22000 Version 6の追加要求事項について解説し、
FSSC22000 Ver.5.1の追加要求事項との違いを含め、
FSSC22000 Version 6の追加要求事項の理解を深めていただきます。
研修終了後には、受講者に修了証を発行いたします。

■システム運用状況の確認

FSSC22000 Version 6の追加要求事項に基づく
食品安全マネジメントシステムの運用状況をナレッジリーンにて検証し、
発見された不具合点の改善指導を実施いたします。

■模擬審査

再構築された食品安全マネジメントシステム運用状況を審査形式で確認します。
また、確認された課題への対応方法についてアドバイスを行います。

■食品安全品質文化

文化は組織の人の意識や行動の集合体から成り立ちます。
適切な意識や行動を促すためには、良好なコミュニケーションが効果的です。
文化醸成のために、コーチングを含めたトレーニングを行います。

・食品安全/品質文化の定義又は見直し
・ワークエンゲージメント及び心理的安全性調査
・管理職意識と行動特性調査(iWAM診断*)
・管理職/リーダーへのコーチング
・リーダーズコミュニケーショントレーニング
・モラルモラール訓練

*iWAM診断とは:個人の意識や行動パターンを測定し、数値化する診断です。
診断結果を用いて、組織の文化を把握することができます。
数値化が可能なため、文化の変化や、醸成の達成度など、モニタリングが容易になります。

関連サービス

 内部監査員レベルアップ   フードディフェンス・フードディフェンス診断
食品安全マネジメント 品質マネジメント 意識を高める(人アプローチ) コミュニケーション フードディフェンス

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フードディフェンスの心理学【セミナーのご案内】

フードディフェンスの基礎を見なおすことで脆弱性に気付くことができたが、それ以上に部下や後輩たちとのコミュニケーションの大切さ、コミュニケーション文化の見直しが大切だと実感した。もっと、早くこのセミナーを受けるべきだった。(A食品工場長)コミュニケーションは、しっかりやっているつもりだったが、レジリエンスや衝動抑制...

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ナレッジリーンの特徴

心理的アプローチを駆使した3本柱の支援

ナレッジリーンでは、
心・技・体の三つのモデルを軸に、コンサルティングと研修を提供しています。
心はヒューマンリソース、技は改善、
体はビジネスの各モデルとして体系化しています。
これらは、お客様との対話を起点に、
実際の現場に足を運び対面で実践してきた取り組みです。

コンテンツ開発の経緯

ISO規格に基づく導入支援の豊富な実績をもとに、
潜在的なリスクの洗い出しや、具体的な改善提案を行っています。
また、三つのコンテンツを軸に、
現場で実践できるリーダー育成を支援しています。

高い視点と広い視野を持ち、メンバーの意欲を引き出す力は、
事業の継続と成長に欠かせない重要な要素です。
こうした育成は、現場経験と論理的な内容を組み合わせ、
実務に近い形で理解し、実践につなげています。

コンサルタントのご紹介

酒徳 泰行さん
マネジメントコンサルティング部 部長
酒徳 泰行

「組織の数だけシステム・解決策は存在する」という信念のもと、各社の状況に応じたオーダーメイドの支援・研修を得意とする。また、①マネジメントシステム、②新5S思考術、③NLP(神経言語プログラミング)を基礎とする心理学・コミュニケーションを 融合した「改善ファシリテーション」の考え方を取り入れた手法・事例なども人気。その研修は単なる仕組みの構築・改善ではなく、 わかりやすさ、すぐに実践できると定評がある。常に目的・理由を考え、主体的に活動できる組織文化を醸成することに注力し、「人と組織」の成長を通じてお客様と共に笑顔と感動を分かち合うことを大切にする。

中村 博史さん
マネジメントコンサルティング部 エグゼクティブコンサルタント
中村 博史

暖房機器の設計開発の担当後、電気・電子機器の試験業務の担当し、1991年以降は、ISOマネジメントシステム規格などのコンサルティング業務(食品、金属部品、機械装置、電気・電子機器、医療機器、建設、試験所・校正機関、医療機関など300社以上)、研修業務(受講者数は延べ20,000名以上)、監査業務に従事。前職での知識・経験から金属、機械、電気・電子を専門とするが、ISOマネジメントシステムに関する業務の34年以上の経験に基づき、幅広い産業分野の組織への支援を実施豊富な経験による事例説明が、わかりやすいと好評。

坂田 和則さん
マネジメントコンサルティング部 部長
坂田 和則

国内外において、企業内外教育、自己啓発、人材活性化、コストダウン改善のサポートを数多く手がける。「その気にさせるきっかけ」を研究しながら改善ファシリテーションの概念を構築し提唱している。 特に課題解決に必要なコミュニケーション、モチベーション、プレゼンテーション、リーダーシップ、解決行動活性化支援に強く、働く人の喜びを組織の成果につなげるよう活動中。 新5S思考術を用いたコンサルティングやセミナーを行い、2023年度現在、企業支援数が190件以上及び年間延べ3,400人を越える人を対象に講演やセミナーの実績を誇る。

篠原 豪さん
マネジメントコンサルティング部 コンサルタント
篠原 豪

前職では食品メーカーにて主に品質管理、及び品質保証業務に従事し、現在は、実務で培った豊富な知識と経験を活かし、具体的かつ実践的なアドバイスを提供できるコンサルタントとして、主に食品企業への支援を中心に活動しています。 クライアントの皆様が安心して製品を提供できるよう、安全性確保と品質向上の実現を目指すとともに、食品業界全体の安全を支え、ビジネスの信頼性向上にも寄与する存在を目指します。

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