人材育成・組織開発

フードディフェンス

1,サービスの概要

多くの組織では監視カメラや鍵の管理といった“ハード面”への対応が主流ですが、人へのアプローチのような“ソフト面”にも同様に具体的な手法を持ち合わせて、ハードとソフトの両面を駆使した対応が重要と考えます。
弊社では行為を思い留まらせ、一歩立ち止まる思考を持つ人材を育てること、そしてリーダーが日々取っておくべきコミュニケーションの取り方を具体的に提供いたします。

2,サービスの特徴

2013 年に発生した冷凍食品への農薬混入事件や、近年多発しているバイトテロなどをきっかけに、食品業界ではフードディフェンス(食品防御)の考え方が当たり前になりました。このような不祥事がひとたび起これば、多額の損失に加え、社会的な信用失墜につながり、経営へのダメージは計り知れません。

働く人の心のケアは大丈夫ですか?組織内で不正が明らかになった時、会社が、自分が、どうなるか?分からない、想像できないから不正行為が実行できてしまうのです。その後の影響が解っていれば、一歩立ち止まって考えられたはず。

では、一歩立ち止まらせるには?

そこには、「メタ認知」的知識のインプットが効果的です。「メタ認知」とは心理学の用語で、「俯瞰」 や 「先読み(洞察)力」 に大きく影響する能力と言われています。正しい知識と経験で、メタ認知を高めることができます。当社のセミナーでは、“やる気“を起こさせるノウハウが身に付きます。そして、前向きに意識を高め、学習意欲の高い人材を増やすことをねらっています。

この研修では、多様化する人材戦略が求められる中、不祥事を起こさないようにするために、心理学的アプローチを通じて管理職・リーダーがどのように部下と接するべきか、どのような行動をとるべきかを身につけることが出来ます。

特長① 楽しく学べる実践的な演習

単なる座学による詰め込み教育ではなく、各所に演習・ディスカッションを用意し、飽きが来ない楽しく学べるプログラム構成になっています。
講義・演習・検討を通じて、これからの自身の活動をどのようにしていくべきかの方向性が発見できます。


特長② 食品業界と心理学を熟知した講師

当社では HACCP、ISO22000、FSSC22000などのシステム構築・改善支援において数多くの食品業界に関わっており、豊富な事例を提供することが可能です。
また、講師陣は NLP(神経言語プログラミング)やコーチング心理学の知識を有しており、そのパフォーマンスは数多くのお客様から高い評価を頂いております。

特長③ Web 研修にも対応

Web による研修も提供可能です。単なる LIVE 配信ではなく、Web 研修のノウハウを踏まえた質の高いサービスが提供できます。PC やタブレット端末などがあれば、どこからでも参加することができます。
新型コロナウィルス対策はもちろん、働き方改革の一環としてご活用ください。

3,サービスメニュー

食品安全研修(Web)

1名から参加できる公開型の食品安全マネジメントシステムのWeb研修です。PCやスマホなどの端末と インターネット環境があればどこからでも受講できます。

講師と受講者とも双方向でコミュニケーションがとれるためリアルタイムに質疑応答ができ、演習も実施可能で集合研修と同じ学習効果が期待できます。

フードディフェンスの原則 経営者・管理者監督者向けセミナー

管理職・リーダーは、どのように部下と接するべきか? 食品企業を取り巻く現状や、食品防御対策ガイドラインを参考に貴社の対策状況を確認し、認識していきます。

また、人間重視のアプローチなど、豊富な事例を用いた講義・演習・検討を通じて、これからの自身の活動をどのようにしていくべきかの方向性が発見できます。

フードディフェンス診断

パンフレット

 多くの組織では監視カメラや鍵の管理、様々な管理手順といった“ハード面(設備やルール)”への対応が主流ですが、悪意を持った者からの故意の攻撃を防ぐには十分とは言えません。

最終的に行動するのは人であり、行為を思い留まらせる、一歩立ち止まる心や思考を持つ人材を育てること、つまり“ソフト面(コミュニケーション)”への対応が、これからの食品企業には求められます。この両面を実現し、組織のフードディフェンスへの取組みは完成できると考えております。

当社のフードディフェンス診断では、この“ハード面”及び“ソフト面”の両面を診断することにより、真の食品防御体制の実現を目指すことを目的としております。

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フードディフェンスの心理学【セミナーのご案内】

フードディフェンスの基礎を見なおすことで脆弱性に気付くことができたが、それ以上に部下や後輩たちとのコミュニケーションの大切さ、コミュニケーション文化の見直しが大切だと実感した。もっと、早くこのセミナーを受けるべきだった。(A食品工場長)コミュニケーションは、しっかりやっているつもりだったが、レジリエンスや衝動抑制...

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4,関連するサービス

食品安全マネジメント 意識を高める(人アプローチ)

5,当社の特徴とコンテンツ開発の経緯

当社の特徴

ナレッジリーンのコンサルティングの特徴

心理的アプローチを駆使した3本柱の支援

株式会社ナレッジリーンでは「ヒューマンリソースモデル」・「改善モデル」・「ビジネスモデル」の3種類のモデルを駆使したコンサルティング・研修を提供しております。

いずれのモデルもお客様とのコミュニケーションをとる中で生まれたサービスであり、現場に出向きFace to faceで行います。

コンテンツ開発の経緯

ナレッジリーンの育成支援の沿革

ISO規格をベースに、マネジメントシステムの導入支援実績を数多く手がけてまいりました。
その経験から得られた数多くの事例やノウハウを基に、「潜在的リスクの示唆」「改善提案・ベストプラクティスの提供」等が可能です。

また、3コンテンツをベースとしたご支援として、現場のリーダー育成を数多く手がけ、問題に気づき改善を促す育成を行なっております。
リーダーとして身につけるべき高い視座と広い視野を持ちつつ、メンバーをやる気にさせることのできるリーダーの育成は会社の事業継続と成長において、最も重要なテーマと言えます。

育成支援はコンサルタントの現場経験と論理的なコンテンツを組み合わせて提供されるため、実務により近い形での理解を可能にします。

コンサルタントのご紹介

坂田 和則さん
マネジメントコンサルティング2部 部長
坂田 和則

国内外において、企業内外教育、自己啓発、人材活性化、コストダウン改善のサポートを数多く手がける。「その気にさせるきっかけ」を研究しながら改善ファシリテーションの概念を構築し提唱している。 特に課題解決に必要なコミュニケーション、モチベーション、プレゼンテーション、リーダーシップ、解決行動活性化支援に強く、働く人の喜びを組織の成果につなげるよう活動中。 新5S思考術を用いたコンサルティングやセミナーを行い、2023年度現在、企業支援数が190件以上及び年間延べ3,400人を越える人を対象に講演やセミナーの実績を誇る。

酒徳 泰行さん
マネジメントコンサルティング1部 部長
酒徳 泰行

「組織の数だけシステム・解決策は存在する」という信念のもと、各社の状況に応じたオーダーメイドの支援・研修を得意とする。また、①マネジメントシステム、②新5S思考術、③NLP(神経言語プログラミング)を基礎とする心理学・コミュニケーションを 融合した「改善ファシリテーション」の考え方を取り入れた手法・事例なども人気。その研修は単なる仕組みの構築・改善ではなく、 わかりやすさ、すぐに実践できると定評がある。常に目的・理由を考え、主体的に活動できる組織文化を醸成することに注力し、「人と組織」の成長を通じてお客様と共に笑 顔と感動を分かち合うことを大切にする。

川畑 省悟さん
マネジメントコンサルティング1部
川畑 省悟

経験、知識、情報をベースにお客様がより良い意思決定ができるようなプロセス・コンサルティングを得意とする。2002年にISOのコンサルティング業界に入り、マネジメントシステムの認証取得支援を中心に活動。2014年以降は業務改善支援、人材育成・コミュニケーション支援を中心に活動。業務改善支援では、「お客さまの要望に沿った成果水準がなにか」 を徹底的に話し合い、合理化策・改善策を提示したコンサルティングを行う。人材育成・コミュニケーショ ン支援では、対話を通じた信頼関係の構築支援を得意とする。

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