ISO規格(スタンダード)&法令・ガイドライン(コンプライアンス)関連

ISO業務削減支援

1,サービスの概要

複数のマネジメントシステムでの運用を統合することで、仕組みのスリム化を行います。また、現状に慣れてしまい「当たり前」と思っている様々なプロセスを改善し、システム全体を合理化することで、パフォーマンスの向上や業務負荷低減を図ります。企業の立場で文書や仕組みの要否、見直しの必要性を判断し、最終的にはISOのために行う活動時間ゼロを目指して支援を行います。

2,サービスの特徴

複数のマネジメントシステム規格を用いた運用を個々に行っている場合、十分に融合・スリム化できる余地があります。 また、工場等の現場によっては審査のための過剰な管理になっている傾向があり、本来のパフォーマンス向上に寄与できていないという話もよく耳にします。

 ISOの認証維持のためには要求事項に適合した活動が不可欠ですが、要求事項を過剰に解釈したり、審査の指摘を鵜呑みにし、全て受け入れたりすることによって、重く機能しないシステムになっている組織が数多く見受けられます。 

働き方改革による生産性の向上が求められる中、システムが合理化するどころか、逆の方向に進んでいるのが実態です。 審査で大きな問題が検出されないように対応することはもちろんですが、より運用しやすいシステムに改善していく場面を設け、実務と一体化させ効果的な運用を実現すべく、ご支援します。

3,サービスメニュー

ISOの合理化、統合支援、自主運用(返上支援)など
(マネジメントシステム合理化支援)  

FSMS、QMS、EMS等における各種マネジメントシステムの主要素(組織の状況、目標管理、教育訓練、文書・記録管理、内部監査、マネジメントレビューなど)について、規格間の垣根を取り払い、システムの統合を進めます。 

また、単に統合を行うだけでなく、過剰な仕組み(組織は「当たり前」と思って気付いていないことが多い)を取り除き、運用しやすい仕組みに再構築します。

■ 現状調査
マニュアル、規定、手順書、及び様式、並びに、システムの運営実態を確認し、同時に、事務局及び各部門推進メンバーへのヒアリングを行い、システムを見直しすべき箇所を見極め、報告書として提出します。

■ 文書・システムの改善サポート
マニュアル、規定、手順書、及び様式、並びにシステムの改善方法についてアドバイスします。(必要な場合は文書作成代行を請け負います) 

■ 規格の理解のサポート(事務局向け、各部門推進メンバー向け)
システムの改善に伴い、認識しなければならない要求事項を説明します。
例)「ISOの目標管理システムを本業の目標管理システムに一本化した。」「文書管理台帳を廃止した。」これらがなぜ、ISOの要求事項上問題ないのか、という点を説明します 

審査前の運用確認支援

審査前にシステム運用状況(書類、現場)を確認し、懸念事項を洗い出し、必要な対応について検討します。この支援は、模擬審査的に実施することで、責任者の説明能力向上にもつながります。

統合システム(合理化支援)

ISO9001とISO14001、さらにはISO45001など、複数のシステムを導入する組織が増え、システム統合を要望される声を多く聞きます。システム統合は、マニュアルや規定などの文書上の統合だけでなく、日常業務との統合が重要であり、そのためにはシステムの根本的な課題から見つめなおす必要があります。

コンサルティングの進め方

内部監査員養成研修

内部監査では、各規格に対する適合性と有効性を評価することが要求されています。 当セミナーでは、内部監査員予定者を対象に一層の理解と内部監査の進め方、 現場での判断のポイントを説明し、実務の内部監査に備えていただくことを目的としています。まず最初に規格解説を行い、内部監査に求められる知識・考え方を説明します。

内部監査支援

実際の内部監査に同行し、内部監査員に対してより良いマネジメントシステムに導くために具体的なアドバイスを実施することで「目のつけどころ」「ものの考え方」が実践で身に付けられます。 

内部監査員の現場でのスキルアップを目的としており、監査の準備段階で実施することや、 貴社の内部監査員の監査にコンサルタントが同行し、現場で何を見るべきか、各発見事項に対して各規格の視点からどう判断すべきかを、貴社の現場に即して アドバイスを行います。

審査後のフォローアップ

審査登録機関の各審査に出てきた不適合事項や観察事項に対する対処・改善方法をアドバイスします。 目の前にある通過点(認証取得)だけを目指し、審査機関の 言いなりに対応するのではなく、自社のマネジメントシステムのポリシーやコンセプトを 崩さずに改善していくことが重要です。 

 システム運用支援

内部監査形式でマネジメントシステムの運用状況を確認いたします。 不適合(問題)や検討事項が出た際には、それを解決するための対策や担当者の方々へのアドバイスを行い、解決を図ります。

4,関連するサービス



5,当社の特徴とコンテンツ開発の経緯

当社の特徴

ナレッジリーンのコンサルティングの特徴

心理的アプローチを駆使した3本柱の支援

株式会社ナレッジリーンでは「ヒューマンリソースモデル」・「改善モデル」・「ビジネスモデル」の3種類のモデルを駆使したコンサルティング・研修を提供しております。

いずれのモデルもお客様とのコミュニケーションをとる中で生まれたサービスであり、現場に出向きFace to faceで行います。

コンテンツ開発の経緯

ナレッジリーンの育成支援の沿革

ISO規格をベースに、マネジメントシステムの導入支援実績を数多く手がけてまいりました。
その経験から得られた数多くの事例やノウハウを基に、「潜在的リスクの示唆」「改善提案・ベストプラクティスの提供」等が可能です。

また、3コンテンツをベースとしたご支援として、現場のリーダー育成を数多く手がけ、問題に気づき改善を促す育成を行なっております。
リーダーとして身につけるべき高い視座と広い視野を持ちつつ、メンバーをやる気にさせることのできるリーダーの育成は会社の事業継続と成長において、最も重要なテーマと言えます。

育成支援はコンサルタントの現場経験と論理的なコンテンツを組み合わせて提供されるため、実務により近い形での理解を可能にします。

 コンサルタントのご紹介

坂田 和則さん
マネジメントコンサルティング2部 部長
坂田 和則

国内外において、企業内外教育、自己啓発、人材活性化、コストダウン改善のサポートを数多く手がける。「その気にさせるきっかけ」を研究しながら改善ファシリテーションの概念を構築し提唱している。 特に課題解決に必要なコミュニケーション、モチベーション、プレゼンテーション、リーダーシップ、解決行動活性化支援に強く、働く人の喜びを組織の成果につなげるよう活動中。 新5S思考術を用いたコンサルティングやセミナーを行い、2023年度現在、企業支援数が190件以上及び年間延べ3,400人を越える人を対象に講演やセミナーの実績を誇る。

酒徳 泰行さん
マネジメントコンサルティング1部 部長
酒徳 泰行

「組織の数だけシステム・解決策は存在する」という信念のもと、各社の状況に応じたオーダーメイドの支援・研修を得意とする。また、①マネジメントシステム、②新5S思考術、③NLP(神経言語プログラミング)を基礎とする心理学・コミュニケーションを 融合した「改善ファシリテーション」の考え方を取り入れた手法・事例なども人気。その研修は単なる仕組みの構築・改善ではなく、 わかりやすさ、すぐに実践できると定評がある。常に目的・理由を考え、主体的に活動できる組織文化を醸成することに注力し、「人と組織」の成長を通じてお客様と共に笑 顔と感動を分かち合うことを大切にする。

川畑 省悟さん
マネジメントコンサルティング1部
川畑 省悟

経験、知識、情報をベースにお客様がより良い意思決定ができるようなプロセス・コンサルティングを得意とする。2002年にISOのコンサルティング業界に入り、マネジメントシステムの認証取得支援を中心に活動。2014年以降は業務改善支援、人材育成・コミュニケーション支援を中心に活動。業務改善支援では、「お客さまの要望に沿った成果水準がなにか」 を徹底的に話し合い、合理化策・改善策を提示したコンサルティングを行う。人材育成・コミュニケーショ ン支援では、対話を通じた信頼関係の構築支援を得意とする。

中村 博史さん
マネジメントコンサルティング1部 エグゼクティブコンサルタント
中村 博史

暖房機器の設計開発の担当後、電気・電子機器の試験業務の担当し、1991年以降は、ISOマネジメントシステム規格などのコンサルティング業務(食品、金属部品、機械装置、電気・電子機器、医療機器、建設、試験所・校正機関、医療機関など300社以上)、研修業務(受講者数は延べ20,000名以上)、監査業務に従事。前職での知識・経験から金属、機械、電気・電子を専門とするが、ISOマネジメントシステムに関する業務の30年以上の経験に基づき、幅広い産業分野の組織への支援を実施豊富な経験による事例説明が、わかりやすいと好評。

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