ISO規格(スタンダード)&法令・ガイドライン(コンプライアンス)関連

内部監査員研修・レベルアップ

1,サービスの概要

マネジメントシステムの構築後、さらに掘り下げてシステムへの理解を深める!
従来のマネジメント知識をベースとした研修の他に、心理的・技術的側面を加味し、監査員のパフォーマンス向上を目指したレベルアップ研修を。さらに掘り下げてシステムへの理解を深めることが可能です。

2,サービスの特徴

 研修は下記のステップ及びこれらの組合せで行います。

①【規格と組織活動の理解 編】 

監査員には“経営者の視点”が必要です。 普段は意識しないプロセスやマネジメントレビューに焦点を当て、私たちの普段の活動とのつながりを理解することで、組織の活動と規格要求事項の関連性を踏まえた監査ができるようになることを目指します。

 ②【気付き力向上 編】 

監査において、様々な事象に気付けるかどうかが成果に大きく影響します。タートルチャートや新5S思考術の演習により、監査の場面でどのように書類や現場を確認するか等、モノの見方や考え方を学べます。 

③【コミュニケーション力向上 編】 

内部監査においても、“監査はコミュニケーションそのもの”と言われるほど、その質次第でアウトプットの内容が変わってきます。 NLP(神経言語プログラミング)や心理学の技術(VAKなど)を活用し、監査の場面でどのようなコミュニケーションを進めれば良いのかを学びます。

④【問題解決能力向上 編】 

監査員には、非監査側に気付かせるための原因検出力が期待されます。 本研修では、なぜなぜ分析、特性要因図、失敗学などの演習を交え学習することで、問題の構造を理解するとともに、提案できる監査員の育成を目指します。

3,サービスメニュー

NLPビジネスコーチング(インタビュー能力)

NLPとは神経言語プログラミングのことです。脳の取扱い説明書とも言われ、 さまざまなビジネスシーンで活かせる、行動や思考を変容するための知識体系です。 

このスキルを活用すると、相手の気づきや成長に合わせて、相手を尊重しながらコミュニケーション取りつつ、成果を生み出すことができます。様々なテクニックを会得することで、チームでの改善活動をより活性化させることも可能です。

チェック項目検討

内部監査では、実施にあたりチェックリストを作成します。マネジメントシステムの運用効果・目標達成状況等を適切に評価できるよう、導入後の経過年数も考慮しながら、チェック項目の検討が必要です。

当社のコンサルティングでは、監査を実施するためのチェックリスト作成時の留意事項についてより効率よく、効果的に作成できるよう、ご支援します。

原因分析(なぜなぜ分析)


 いまや世界的にもスタンダードになっている「 なぜなぜ分析 」をさらに発展・改良させた独自メソッドを学びます。


ある問題に関し、それを引き起こした「なぜ」を繰り返していきながら、原因の特定と廃除という流れを、ロジカルシンキングとクリエイティブシンキングで進める方法で、解決/改善まで同時に導き出す手法として開発しました。この研修では問題定義にはじまり、「 なぜなぜ分析 」の正しい使い方を学びながらロジックを身に付け、実践するための行動力を養います。

「なぜなぜ分析(基礎編、実践編)」については、
詳しくはこちらのページもご覧ください
(分室:改善ファシリテーション研究所のサイトへジャンプします) 
 

有効性監査(ISO19011の活用)

ISO19011はマネジメントシステム監査のための指針です。各種マネジメントシステムの監査をより効果的に・効率的に実施していくために策定されていますが、要求事項ではなく、ガイダンス規格です。

したがって、組織は必ずしも監査のやり方を変えることを要求されているわけではありません。 ISO19011の考え方をうまく利用することで、有効性監査の考え方を学びます。

4,関連するサービス

問題解決・課題解決 (なぜなぜ分析) 

5,当社の特徴とコンテンツ開発の経緯

当社の特徴

ナレッジリーンのコンサルティングの特徴

心理的アプローチを駆使した3本柱の支援

株式会社ナレッジリーンでは「ヒューマンリソースモデル」・「改善モデル」・「ビジネスモデル」の3種類のモデルを駆使したコンサルティング・研修を提供しております。

いずれのモデルもお客様とのコミュニケーションをとる中で生まれたサービスであり、現場に出向きFace to faceで行います。

コンテンツ開発の経緯

ナレッジリーンの育成支援の沿革

ISO規格をベースに、マネジメントシステムの導入支援実績を数多く手がけてまいりました。
その経験から得られた数多くの事例やノウハウを基に、「潜在的リスクの示唆」「改善提案・ベストプラクティスの提供」等が可能です。

また、3コンテンツをベースとしたご支援として、現場のリーダー育成を数多く手がけ、問題に気づき改善を促す育成を行なっております。
リーダーとして身につけるべき高い視座と広い視野を持ちつつ、メンバーをやる気にさせることのできるリーダーの育成は会社の事業継続と成長において、最も重要なテーマと言えます。

育成支援はコンサルタントの現場経験と論理的なコンテンツを組み合わせて提供されるため、実務により近い形での理解を可能にします。

コンサルタントのご紹介

坂田 和則さん
マネジメントコンサルティング2部 部長
坂田 和則

国内外において、企業内外教育、自己啓発、人材活性化、コストダウン改善のサポートを数多く手がける。「その気にさせるきっかけ」を研究しながら改善ファシリテーションの概念を構築し提唱している。 特に課題解決に必要なコミュニケーション、モチベーション、プレゼンテーション、リーダーシップ、解決行動活性化支援に強く、働く人の喜びを組織の成果につなげるよう活動中。 新5S思考術を用いたコンサルティングやセミナーを行い、2023年度現在、企業支援数が190件以上及び年間延べ3,400人を越える人を対象に講演やセミナーの実績を誇る。

酒徳 泰行さん
マネジメントコンサルティング1部 部長
酒徳 泰行

「組織の数だけシステム・解決策は存在する」という信念のもと、各社の状況に応じたオーダーメイドの支援・研修を得意とする。また、①マネジメントシステム、②新5S思考術、③NLP(神経言語プログラミング)を基礎とする心理学・コミュニケーションを 融合した「改善ファシリテーション」の考え方を取り入れた手法・事例なども人気。その研修は単なる仕組みの構築・改善ではなく、 わかりやすさ、すぐに実践できると定評がある。常に目的・理由を考え、主体的に活動できる組織文化を醸成することに注力し、「人と組織」の成長を通じてお客様と共に笑 顔と感動を分かち合うことを大切にする。

川畑 省悟さん
マネジメントコンサルティング1部
川畑 省悟

経験、知識、情報をベースにお客様がより良い意思決定ができるようなプロセス・コンサルティングを得意とする。2002年にISOのコンサルティング業界に入り、マネジメントシステムの認証取得支援を中心に活動。2014年以降は業務改善支援、人材育成・コミュニケーション支援を中心に活動。業務改善支援では、「お客さまの要望に沿った成果水準がなにか」 を徹底的に話し合い、合理化策・改善策を提示したコンサルティングを行う。人材育成・コミュニケーショ ン支援では、対話を通じた信頼関係の構築支援を得意とする。

中村 博史さん
マネジメントコンサルティング1部 エグゼクティブコンサルタント
中村 博史

暖房機器の設計開発の担当後、電気・電子機器の試験業務の担当し、1991年以降は、ISOマネジメントシステム規格などのコンサルティング業務(食品、金属部品、機械装置、電気・電子機器、医療機器、建設、試験所・校正機関、医療機関など300社以上)、研修業務(受講者数は延べ20,000名以上)、監査業務に従事。前職での知識・経験から金属、機械、電気・電子を専門とするが、ISOマネジメントシステムに関する業務の30年以上の経験に基づき、幅広い産業分野の組織への支援を実施豊富な経験による事例説明が、わかりやすいと好評。

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