コラム

ヒューマンエラー防止対策 │3つのポイント

目次

仕事につきものなのが「作業ミス」です。
作業ミスは、お客様への迷惑や生産性の低下を招く原因です。

もちろん、ミスをしないように作業をしよう!と誰もが注意しながら作業をしているはずなのですが、どうしても起きてしまいます。

今回は、 ヒューマンエラー とコミュニケーションについておはなしします。
あなたの声がけ方法1つで、 ヒューマンエラー を防止できますよ。

その一言が、ヒューマンエラー 防止対策 に繋がる

バリエーションをもった言葉で相手のモチベーションを高めることが、ヒューマンエラー 防止対策 になるんです。
私たちは、仕事をしているとき、その内容に集中をして取り組んだり、逆に集中力が低くなったりを繰り返しています。

集中力は、仕事始めと仕事終わりに高まることが解っていますが、仕事の中間部分では、「ぼーっ」としたりと集中力が低くなります。
この集中力が下がったとき(途切れたとき)に、作業ミスが発生しやすくなります。

これは、誰にでもよくあること。
とはいえ、これらを放置しておくわけにはいきません。
作業ミスは、製品・サービスの質を下げてしまったり、仕事そのものの質さえも下げてしまうからです。

どのようにすれば、集中力の低下を抑えられるのでしょうか?

仕事中のモチベーションを高める工夫を

集中力は、モチベーションに合わせて高まったり下がったりすることは、あなたも過去の経験からご理解いただけると思います。

興味を感じて、気分がノリノリ!といった時の作業は集中力が高まり、魅力を感じず気分が落ち込んでいるとき、集中力は明らかに下がりませんか?

それならば!
仕事中のモチベーションを高める様な工夫をすれば良いのです。

例えば、声がけ。
言葉のかけ方1つで、相手のモチベーションを高めることができます。

「作業ミスに注意してください」と言い続けても、あまりその言葉で相手のモチベーションを高めることができません。
相手のモチベーションを上げる声がけは、バリエーションを増やし、その時々に応じて言葉を変えて声がけをしましょう。

作業ミスを防止するための声がけ例として

「作業ミスや計算ミスに気を付けてみましょう。」
「計算ミスなどを避ける工夫をしましょう。」
「ミスゼロ達成を目指しましょう。」
「作業ミスで周りに迷惑をかけないようにしましょう。」
「あなた自身で気を付けてください。」
「周りのみんなも気を付けていますよ。」
「作業ミスは、お客様にも周囲にも迷惑をかけますよ。」
「作業ミスは、決められた手順に従って進めれば防げますよ。」

などです。

1つの言葉をまるでオウムのように繰り返していたら、相手のモチベーションを逆に下げてしまうんです。あなたも、同じ言葉を何度も言われ続けたら

「また言っているよ~」と思いながらモチベーションを下げられたり、その言葉に耳を傾けなくなったりしますよね!

ヒューマンエラー 防止対策3つのポイント

ヒューマンエラー予防には

①コミュニケーションが大切
②相手のモチベーションを上げる言葉で伝えるコトが大切
③相手をポジティブにすることが大切

バリエーションをもった言葉で相手のモチベーションを高める。
あなたの声がけ方法1つで、ヒューマンエラーを防止できます。
同じ注意を促す声がけでも、様々な表現を使って伝えてみましょう。

バリエーションが広がらない、、、とお悩みの方はLABプロファイル®を学ぶと、その表現を一気に広げることが可能になるでしょう。

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マネジメントコンサルティング2部 部長
坂田 和則

国内外において、企業内外教育、自己啓発、人材活性化、コストダウン改善のサポートを数多く手がける。「その気にさせるきっかけ」を研究しながら改善ファシリテーションの概念を構築し提唱している。 特に課題解決に必要なコミュニケーション、モチベーション、プレゼンテーション、リーダーシップ、解決行動活性化支援に強く、働く人の喜びを組織の成果につなげるよう活動中。 新5S思考術を用いたコンサルティングやセミナーを行い、現在、企業支援数が190件以上及び年間延べ3,400人を越える人を対象に講演やセミナーの実績を誇る。

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