イライラ要因を減らす、働き方改革の実践視点
【現場改善を成果につなげるヒント 】
毎週月曜日にコラム更新、火曜日にメールマガジンで配信。
改善を前に進め、継続的な成果につなげたい方へ(登録無料)
▶ 無料でメールマガジンを受け取る
※登録は無料・いつでも解除できます
働き方改革の推進に必要な「行動」
今回は、働き方改革の推進に必要な「行動」について、おはなしします。
働き方改革を制度化だけで終わらせない取り組み方。
どんなに制度を確立しても
仕事のイライラ感がなくならなければ
真の働き方の変革は訪れません。
私たちの脳は、何かの行動を起こす前に、
ある程度の予測を立ててから行動に移ります。
プリンターで印刷物をプリントアウトするときにも、
印刷のコマンドを実行して、印刷物を手にし、
席に戻るまでの時間を予測しています。
例えば、「30秒くらいかかるかな?」とか
「途中で話しかけられそうだから、5分はかかるかな?」など、
見積時間をあらかじめ意識します。
ところが、途中に邪魔なモノや人、プロセスなどが入り込み、
見積時間よりも多く時間がかかってしまうと
「イライラ」という感情を抱きはじめます。
この時、コルチゾールやアドレナリンが脳内から分泌され、
心拍数や血圧が上昇してしまい、まさにストレス増大する傾向が強くなります。
そして、これらは感情処理や制御にも悪影響を及ぼしてしまいます。
もし、あなたの職場が、設定した見積時間を常に超えるような環境だとしたら。
もうお解りですね。
メンタルヘルスにも悪影響を及ぼし、
マイナス感情が蔓延していくことで人間関係までも破壊し、
組織と人を破壊してしまうのです。
日常業務では気付かないイライラ感
また、このイライラ感は、強く感じることもありますが、
日常業務では気付かないようなイライラ感もあります。
例えば、「オフィスが狭いから仕方ない」とか
「設備の構造上、仕方がない」という前提条件を認知しているようなとき。
「イライラが起きても仕方ないし、どうすることも出来ない」と、
イライラ感に慣れが生じてしまうのです。
実際に脳はイライラを感じていても、慣れからイライラに気付かない状態は、
ストレス原因に気付くことが出来ず、ストレスを蓄積するばかりです。
これも、立派なストレスの原因(ストレッサー)です。
無意識に小さなイライラ感を重ねることになるので、
私は「ステルス・ストレッサー」と呼んでいます。
冷静で穏やかな気持ちで仕事を進めるには、
イライラの原因となる「ムダ」に気付き、改善を進める必要があるのです。
フレックスタイムやテレワーク制度。
さらには、労働時間の短縮やらキャリア支援制度を確立しても、
その職場のイライラ原因を排除/廃除しなければ、真の働き方改革は訪れません。
日頃から、心理的安全性を確保し、気付いたムダについては、
報連相しやすい環境を整備する。
そして、ストレッサーの原因を改善に向けて、協力/協調しあう。
この繰り返しで、業務効率向上や信頼/協力関係の構築が進むのです。
制度でなく、具体的な改善行動で働き方改革を実現しませんか?

毎週月曜日に「改善ファシリテーション」をテーマとしたコラムを更新、
火曜日にメールマガジンを配信しております。是非ご登録ください。(ご登録は無料です)
体験セミナーのお申し込みはこちらから
お気軽にお問い合わせください
国内外において、企業内外教育、自己啓発、人材活性化、コストダウン改善のサポートを数多く手がける。「その気にさせるきっかけ」を研究しながら改善ファシリテーションの概念を構築し提唱している。 特に課題解決に必要なコミュニケーション、モチベーション、プレゼンテーション、リーダーシップ、解決行動活性化支援に強く、働く人の喜びを組織の成果につなげるよう活動中。 新5S思考術を用いたコンサルティングやセミナーを行い、企業支援数が190件以上及び年間延べ3,400人を越える人を対象に講演やセミナーの実績を誇る。
