コラム

集中力と効率を高める整理・清掃・整頓の力

目次

作業現場でもオフィスでも
「 整理・清掃 ・整頓 」はとても大切な”段取り”活動です。
しかしこれは、付加価値を生まない活動なので、
全力で取り組まないケースが少なくありません。

ところが、これは、脳科学的に見ても主作業の効率を高める
”最高の段取り”になることが解っているのです。
今回は、脳科学と「 整理・清掃 ・整頓 」の
関係についておはなしします。

脳科学で 整理・清掃 ・整頓 を見つめる。
集中力を高め、作業効率を改善するために必要な
”段取り”時間。
オフィスでも作業現場でも、
整理を全力で取り組むワケがわかりますよ。

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脳が処理する、目から入ってくる映像の情報

私たちの脳は、目から入る光の情報を処理して映像化しています。
この時、ピントのしっかり合っている領域と、
ピントがズレている領域に分かれます。

ピントがしっかり合っている領域を
『中心視野』と呼びます。
そして、ピントが合っていない領域を
『周辺視野』と呼びます。

『中心視野』は、ピントが合っているため、
モノゴトをハッキリ識別/認識することができ、
具体的にそのモノゴトを意識することができます。
また、『中心視野』を意識することで
集中力を高めることも解っています。

しかし、『周辺視野』はピントが合っておらず、
その視覚情報は『中心視野』に比べて
曖昧なモノになってしまいます。

ところが、ピントの合っていない
『周辺視野』からの情報は、
脳にとって重要な情報を伝えていることが
近年の実験から解ってきました。
『周辺視野』からの情報は、脳が危険を察知する時、
その情報を効果的に使っているようなのです。

つまり、脳はピントの合っていない
『周辺視野』からの情報で危険を察知し、
あなたを守っているのです。

「扁桃体」が活発化すると、不安感がわき起こる

これは、脳の危険を感じる部位である
「扁桃体」の働きが影響します。
「扁桃体」は、周囲の状況から危険を感じたり、
恐怖を感じたりする部位なのですが、
この「扁桃体」は、『中心視野』よりも
『周辺視野』により早く反応することが解っています。
そして、「扁桃体」が活発化することで、
安心・安全を感じる強さが弱くなります。

実験では、『中心視野』からの情報に
「扁桃体」が反応するまで140~190ミリ秒かかるのに対し、
『周辺視野』からの情報では、
たったの80ミリ秒しかかからないことが解っています。
この実験からも、『周辺視野』と「扁桃体」の密接な関係がわかります。

具体的には、机の上で何か書き物をして
『中心視野』をつかって作業をしていたとしても、
その机の上に様々なモノが置いてあると『周辺視野』が反応し、
「扁桃体」が反応することで、安心して作業に集中できなくなります。

すると、作業効率が落ち、
作業効率の低下がさらなる焦りを生みます。
大切なことは、作業を行うエリアはもちろん、
周囲も合わせて整理することです。

整理とは、「必要なモノと必要のナイものを分けて、
必要のないものは廃除する」という活動です。

今回のお話のポイントは3つ

  • 『周辺視野』は「扁桃体」を活発化させ安心・安全感情を損ねる。
  • 安心・安全感情が低下すると、不安感がわき起こる。
  • 不安感は、作業効率を低下させる。

周囲の状況が、作業に悪影響を及ぼします。

集中力を高め作業効率改善するために必要な
整理・清掃 ・整頓 の”段取り”時間。
作業の中心点だけでなく、
周囲の整理も進めて『周辺視野』から
安心・安全を感じられるような作業環境を作り上げてみましょう。

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マネジメントコンサルティング部 部長
坂田 和則

国内外において、企業内外教育、自己啓発、人材活性化、コストダウン改善のサポートを数多く手がける。「その気にさせるきっかけ」を研究しながら改善ファシリテーションの概念を構築し提唱している。 特に課題解決に必要なコミュニケーション、モチベーション、プレゼンテーション、リーダーシップ、解決行動活性化支援に強く、働く人の喜びを組織の成果につなげるよう活動中。 新5S思考術を用いたコンサルティングやセミナーを行い、企業支援数が190件以上及び年間延べ3,400人を越える人を対象に講演やセミナーの実績を誇る。

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