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チームの『3つの状態変化』│自然とチームワークを形成させる

目次

 チームの『3つの状態変化』とは

変態?いきなりですか?と思われる方も多いかと思います。 でもこの言葉、物質の状態が変わるときに 『変態』と言い表しております。

まずは、先入観を捨てて お付き合いください。
今回は 『チームの状態変化』について おはなしします。

チームがまとまらないと、リーダーが辛いですよね。

何かの課題にチームで取り組む場合、 まとまったチームだと 課題解決まで効率的に進み、 効果的な改善アイデアもでてきます。
しかし、 挫折しやすいチームは、 ディスカッションや行動も低迷し、 非効率な時間が過ぎるばかりで、 本当に辛いです。

自分でやった方が早い!
その通りです。 私もそう思います。
自分でやっちゃった方が 早いと思い始めたりもします。

しかし、ちょっと待ってください。
1人で思考したり 行動をすることで、 能力の限界がすぐにやってきてしまいます。
とはいってもどうすればよいのか・・・・・

観察で気づく『状態変化』 

以前、このブログで書きましたが、私たちが 様々なチームを観察していると、明らかに 3つの状態に分かれることに気付きます。

その3つとは

【1】個人型
【2】近接型
【3】チーム型

この3つの状態が現れてきます。

チームワークを意識させるには

チームの状態をリーダーが 意図的に変化させることで、チームワークを高めることができるのです!

言葉少ない【個人型】
この状態は、交わされる言葉が少なく

・各個人で思考をしている。
・各個人で作業をしている。

という状態です。

一人でじっくり考えたり、 作業をすることで 「個々の納得感が得られる。」というメリットがありますが、 チームとしての成果があまり良くないという結果を引き出しやすい 状態です。

役割重視の【近接型】
この状態のチームは、 個人型と比較すると会話が増えてきます。しかし、 その会話の内容にチョットした偏りが発生しやすい状態です。

その偏りとは 『役割を決めてそれぞれに分担する。』といった内容です。いちど、役割を決めてしまうと

・各個人で作業を進める。
・個人思考の時間が多くなる。

といった状態になり、 個人型より効率はよいものの、 情報交換の回数が少なく、 誰かがミスをしていても 『我関せず』といった感じで時間がたってしまいます。

みんなでやろう【チーム型】
このタイプは、 3つの状態の中で会話が 最も多く現れます。
仲良く活発な対話が行われ、 行動自体も一緒に行うようになります。
しかし一見、 人間関係のよい状態と感じるのですが、 作業の結果はあまりよくありません。
それは、 業務分担など、 効率性を考えたりすることが 不得意な状態だからです。

心理学の実験でも証明されている。 チームの『3つの状態変化』

国内の中学生を対象に 『個人で考えた後に、他の人の考えを聴く。』といった訓練を受けた人と、 その訓練を受けていない人の成績や発想力を比較測定した実験があります。

この実験は

・初めからみんなで考えた方が 良いか?
・個人思考⇔共同思考を 繰り返した方が良いか?
というテーマを 確認するために行われた 実験です。

あなたは、どちらが 良い結果をもたらしたと思いますか?

チームの状態を変化させる

これについては、 以前にコラムで紹介をしたので、簡単におはなしすると 3つの状態になるよう リーダーがアドバイスをするようにします。

一定時間、 個人で思考/行動させる。
【例】まずは、 各個人で考えてやってみよう。

一定時間、 役割を決めさせる。
【例】それぞれの考えたことを伝えて、 役割を決めてみよう。

一定時間、 個々が考え行動した内容を雑談させる。
【例】それぞれの考えや行動の結果 (途中結果も含め)を伝え合い、 チームとしてどのようにこの後行動するのかを決めてみよう。

実験の結果は 予想通り!

【個人型】→【近接型】→【チーム型】で、個人思考と共同思考の訓練を受けた中学生 と 訓練を受けていない中学生 を比較すると、 前者の個人思考と共同思考の訓練を受けた中学生の方が

・成績が良かった
・発想豊かに モノゴトを考える様になった

という結果が得られています。

あなたのアドバイスで チームを『状態変化』させる

そう。
あなたのアドバイスで、 チームの状態を3つに変化させることで、 自然とチームワークが形成され始めます。

課題の大きさや問題の重要性にもよりますが、 【個人型】→ 【近接型】→ 【チーム型】を複数回 繰り返しながら、ゴールを目指すようにしましょう。


チームビルディング|ナレッジリーン

「心理分析」をベースにチーム力の高め方・リーダーシップを学びながら、個人やチームの特性を分析します。メンバーの強みを伸ばし、その結晶でもあるチーム力を最大限に引き出すことが可能です。

kmri.co.jp

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マネジメントコンサルティング2部 部長
坂田 和則

国内外において、企業内外教育、自己啓発、人材活性化、コストダウン改善のサポートを数多く手がける。「その気にさせるきっかけ」を研究しながら改善ファシリテーションの概念を構築し提唱している。 特に課題解決に必要なコミュニケーション、モチベーション、プレゼンテーション、リーダーシップ、解決行動活性化支援に強く、働く人の喜びを組織の成果につなげるよう活動中。 新5S思考術を用いたコンサルティングやセミナーを行い、現在、企業支援数が190件以上及び年間延べ3,400人を越える人を対象に講演やセミナーの実績を誇る。

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