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仕事に良い影響を与える「 メタ認知 」│意識をコントロールする能力を高める

目次

「 メタ認知 」の活用で、仕事に良い影響を!

労働安全衛生のセミナーを開催するとき、「メタ認知」についてのお話をしています。

メタ認知とは、心理学の専門用語なので日常では聞き慣れない言葉だと思うのですが、日頃私たちの生活の中で、気付かぬうちに感じている意識です。

そして、この意識があなたの行動や集中力にも影響を及ぼすのです。
今回は、「メタ認知と仕事の深い関係」についておはなしします。
仕事の結果に、より良い影響を及ぼすことができますよ。

メタ認知とは、一歩立ち止まって考えること

テスト問題を解いている自分の映像をビデオで撮影し、問題を解き終えた後に自身の映像を本人に見せ、内省をしてもらう、という実験がありました。

この実験は、自分の映像を見ながら
「この時、もっと落ち着いて解こうと思っていた。」
「もっと問題をよく読んでみようと考えていた。」

など語ってもらい、問題を解くとき『何を考え』『何を想った』か、などを振り返るよう、内省をしてもらう、という内容です。
つまり、問題を解いている最中の、心の動きや意識の変化について、自分なりに表現してもらうのです。

さて、その結果はいかに!?

そして、問題の正解率を計算してみると、内省の内容によって成績に違いが表れたというのです。

繰り返しになりますが、この時、
「もっと落ち着いて解こうと思っていた。」
「もっと問題をよく読んでみようと考えていた。」
と自分の意識や行動をコントロールするような内省をした人は成績が良く、

一方で
「なにも考えていなかった。」
「ただなんとなく。」
といった内省をした人は、成績が悪かったというのです。

この『自分で自分に語りかける心の動きや意識』のことをメタ認知といいますが、自らの考えや行動をコントロールすることができ、これを上手く使うことで、集中力の向上や作業ミス防止にも効果を発揮することが解っています。

上記をまとめると
1)自らをコントロールするような内省をする人は、アウトプットされる結果が良い。
2)「なんとなく」という内省をする人は、アウトプットされる結果が悪い。
3)目的に向かって「自分で自分に話しかける。」ことをメタ認知という。

メタ認知とは、目的に向かって一歩立ち止まって考えることです。
また、自分の意識や集中力をコントロールする力で、勉強や仕事に深い関係が解っています。

このように、メタ認知をコントロールする能力を高めることで、仕事や勉強の結果に影響を出すことができます。
もし、あなたがリーダーなら、メンバーのメタ認知を高めることで、チームの成績を高めたり、ミス防止に役立てることもできます。

あなたも「一歩立ち止まって考える。」一瞬を増やしてみませんか?


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坂田 和則さん画像
マネジメントコンサルティング2部 部長
坂田 和則

国内外において、企業内外教育、自己啓発、人材活性化、コストダウン改善のサポートを数多く手がける。「その気にさせるきっかけ」を研究しながら改善ファシリテーションの概念を構築し提唱している。 特に課題解決に必要なコミュニケーション、モチベーション、プレゼンテーション、リーダーシップ、解決行動活性化支援に強く、働く人の喜びを組織の成果につなげるよう活動中。 新5S思考術を用いたコンサルティングやセミナーを行い、現在、企業支援数が190件以上及び年間延べ3,400人を越える人を対象に講演やセミナーの実績を誇る。

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