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【Youtube】労働安全 ①│労働災害ゼロ化のための安全意識を高める

目次

※本コラムは、上記動画「【労働安全】労働災害ゼロ化のための安全意識を高める ~その1~」を要約した内容になっています。


皆さん、こんにちは、こんばんわ。
株式会社知識経営研究所(旧社名:現ナレッジリーン)の坂田と申します。
今回、労働安全衛生に関する動画を撮らせていただきました。

本シリーズは、3回の予定だったのですが、色々調べていたら7回になってしまいました。
最後までお付き合いいただければと思います。

今回の動画では、メタ認知機能を活用して労働安全衛生マネジメントを改善する方法についてお話しします。メタ認知とは何でしょうか。

これは心理学の一分野で、これを使って災害の件数を減らしていこうというものです。
災害ゼロを目指し、現場の安全意識を高めることが重要です。

心理学を使って安全意識を高めることが可能です。

安全意識を高めると、危険を察知して行動を変えることができます。
危ないと思った時に行動をやめられます。
意識がないと、危険に向かってしまうことが多いです。

どんなにルールを作っても、働いている一人ひとりの意識が重要です。
意識を高めるた人材を育成するために、この動画をご活用いただければと思います。

労働災害

それでは本題に入ります。
まず、令和二年度の厚生労働白書を見てみました。
こんなことが書いてあります。
全体的に労働災害は横ばい傾向にあります。増えもしないし減りもしないという状況が続いています。

横ばいが続くと、少し気を抜くと災害が増える可能性があるので、徹底的に注意することが重要です。特に災害は、横ばいでなく減らしていきたいですね。
なぜ、横ばいのままなのか。
これを皆さんでも考えていかなければなりませんね。
そのヒントがこの動画で得られれば、幸いです。

次に、業種ごとの災害傾向を見ていきます。

建設業では、転落や高所作業の災害が多く見られます。
私も昔、足場の上で転倒し、安全ベルトに引っ掛かって助かった経験があります。
当時は、30年前の話だったので、周りの方には笑われましたが、現場の上司には、ものすごく怒られた記憶があります。

製造業では、機械設備による災害が多いです。
私も作業服がコンベアのローラーに引っ掛かり、機械の力に引っ張られて危うく巻き込まれそうになった経験があります。
機械、モーターの力は非常に強いことを身をもって知りました。
これくらい自分の力で脱することができると、安易な考えから、非常停止ボタンを押そうとしませんでした。
この時も上司から地獄のように怒られました。

運輸・運送業では、運転中や荷物の積み下ろし中の災害が多いです。
ルールを守っていても、なぜかお客様の所で災害が起きてしまうことがあります。


福祉・小売業では、無理な動作や不自然な力の入れ方が原因で災害が発生することがあります。
私も、腰に力を入れるなと、昔よく言われました。
腰に力を入れる際は、まず腿に力を入れろと。
腿に力を入れてから腰に力を入れろと教わりました。

林業では、チェーンソーなどの刃物を使うため、その時の災害のリスクが高いです。
どんなに気を付けていても、その危険を意識できない状況が出てきてしまいます。

現在、官民総力を挙げて安全確保に努めていますが、技術の進化や顧客のニーズ(ハイスペックのニーズ)によって多様化が進んでいます。
これによって、ルールが追いつかず、想定できていない災害が隠れてしまっています。
見えていないリスクをどうやって認識するかが重要です。

このような状況の中で、見えていない・認識できていない領域にどうやって気付いていけばいいか、についてお話を進めていきます。

新しい領域の展開を考える

災害対策には、「物質タスク型マネジメント」と「人間重視型マネジメント」の二つの方法があります。

物質タスク型マネジメントは、ルールを決めたり保護具の装着を義務付けたりすることで、安全マネジメントを進める方法です。

一方、人間重視型マネジメントは、個人の意識や判断力を向上させることを重視します。

どんなにルールを厳しくしたとしても、最終的に危険に気付くのは、本人次第です。

ちゃんと正しい考えができるように、その本人を成長させていくことが大切です。

物質タスク型と人間重視型、この二つのマネジメントのバランスが重要です。


次回の動画では、この続きからお話しします。
ご視聴ありがとうございました。

次回もどうぞよろしくお願いいたします。



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