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プレゼンテーションの説得力が増す話し方│部下や後輩を納得させる力

目次

部下や後輩を納得させる力をあなたに。

リーダーが人前で話をするとき、必須となる能力は「説得力」です。
説得力とは、その相手が「得をする!」と思わせる話し方をいいます。

人は、自分にメリットがあると感じると、モチベーションが上がり、行動を起こしやすくなります。
逆に「自分が損をする」と感じると、モチベーションが下がり、行動が活性化しません。

チームをまとめ、そのモチベーションと行動力を高めるために、どのような話し方をすれば「説得力」を得られるのでしょうか?

今回は、説得力が増す話し方についておはなしします。

あなたのプレゼンテーションのレベルはいくつ?

あなたが思っているほど、あなたのプレゼンテーションは元気がありません。
これでは、説得は無理でしょう。

最近では、研修講師の内製化がクローズアップされ、説明力と説得力を持った人財育成が盛んになってきました。
特に、説得力は相手のモチベーションを大きく左右することから、説得力を高めるワークの開催が増えています。

このワークでは、5つの「元気」レベルに応じたプレゼンテーションをしてもらいました。

5つのレベルとは
level1 元気が無い話し方
level2 普通の話し方
level3 元気な話し方
level4 とっても元気な話し方
level5 超スーバー元気な話し方

そして、level2の普通の話し方で、プレゼンテーションを開始してもらいます。
level2を30秒ほど続けて話し続けたあとは、level1(元気が無い話し方)に切り替えてもらいます。

その後も、同じように30秒ほど話しをしてもらったら、level1~level5までの範囲で気持ちを切り替えてもらいます。
このプレゼンテーションは、数名のモニターに観てもらいながら進めます。
そして、何度もレベル変更をしながら約5分のプレゼンテーションを終えます。

あなたの最適なレベルを知ろう

プレゼンテーションが終わったら、モニターからのフィードバックを受けます。
フィードバックは「どのレベルが説得力のある話し方だったか?」といった内容です。

「○○さんは、level4以上が説得力がありました。」とか
「××さんは、level5が説得力ありました。」などのフィードバックです。

このフィードバックを分析すると、95%の人達が『level4以上』で説得力を感じると答えます。

level4以上の状態について、モニターに聴いてみると
・声が大きくなって聞きやすくなった。
・仕草を交えたプレゼンテーションで、話がスムーズに進むように感じた。
・自信に満ちた雰囲気で、話に魅了された。
などの感想が寄せられます。

ポイントは3つ

そして、プレゼンテーションをした本人に聞くと
「level3程度で、説得力があるかな?と思っていましたが、周りからするとlevel4クラスじゃないと、説得力は醸し出せないんですね。」といった感想が多く出ます。

どうやら、私たちは相当元気よくプレゼンテーションをしないと説得力を表現することが難しいようです。

発声・体の動き・自信に満ちた態度。
私たちは、これらが複合的につながり合うことで、「説得力」を感じるようです。

ポイントは、次の3つです。
・発声
・体の動き
・自信に満ちた態度

説得力を高めるために、level4以上で話をしてみませんか?
とっても元気な状態で話しをすれば、必ずあなたの説得力が増しますよ。


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多くの企業研修でも採用されている、特にリーダーや管理職に必要なスキルの一つです。コミュニケーションや説明・説得力向上のスキルアップに最適なプログラムをご提供します。

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「プレゼンテーション」のコラム一覧です。プレゼンテーションのテクニックとは、私だけが使いこなすのではなく、他の方も使いこなせることができるからこそ、「テクニック」なのです。 あなたも、このテクニックを意識するだけで、伝え方や話し方 が格段に上手になりますよ。

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マネジメントコンサルティング2部 部長
坂田 和則

国内外において、企業内外教育、自己啓発、人材活性化、コストダウン改善のサポートを数多く手がける。「その気にさせるきっかけ」を研究しながら改善ファシリテーションの概念を構築し提唱している。 特に課題解決に必要なコミュニケーション、モチベーション、プレゼンテーション、リーダーシップ、解決行動活性化支援に強く、働く人の喜びを組織の成果につなげるよう活動中。 新5S思考術を用いたコンサルティングやセミナーを行い、現在、企業支援数が190件以上及び年間延べ3,400人を越える人を対象に講演やセミナーの実績を誇る。

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