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安全意識を高める │ 労働災害ゼロ達成に必要なマネジメント

目次

労働安全衛生 の意識を高める

あなたは 労働安全衛生 でこんな間違いしていませんか?

  • 保護具の装着や作業手順をルール化しているのに、 守れない
  • 安全センサーを設置しているのに、 労働災害 が減らない
  • リスクマネジメントを完璧に行っても、 労働災害 が減らない
  • 毎年、安全教育を実施しているのに、 安全意識 が高まらない
  • 安全衛生パトロールを実施しているのに、 安全意識 が向上しない

これらの対策は先進工場ではほぼ行われていますが、 労働災害ゼロはいまだに達成できていないのが現状です。
実は最新の 脳科学 ・ 心理学 の観点からみると、 これらの対策だけでは不十分なことが分かっています。

労働災害ゼロは崇高な理念目標なのでしょうか?

安全対策には 「 物質タスク重視型 」「 人間重視型 」 の2種類があり、どちらか一方、 主に 「 物質タスク重視型 」 の安全衛生マネジメントに偏ってしまっていることが、労働災害ゼロが達成できていない原因なのです。

「 物質タスク重視型 」 とは、 モノに対して取られる対策です。
安全保護具の着用、 センサー取り付け、 チェックリスト管理、 マニュアル ・ 手順書管理等 です。

「人間重視型」とは、 ヒトに対して取られる対策です。
エラーをする根本原因、 集中力が持続する時間といった、 特性を考慮した安全意識を高めるマネジメント等です。

物質タスク重視型 安全衛生マネジメント

人間重視型 安全衛生マネジメント

◆安全保護具
◆センサー取り付け
◆チェックリスト
◆安全教育
◆免許取得   
 ◆リスクマネジメント
◆マニュアル・手順書管理
◆表示・掲示物

◆安全意識向上
◆メタ認知トレーニング
◆動機付けコーチング
◆問題解決レジリエンス
◆改善レジリエンス    
◆チームビルディング
◆組織学習力
◆自ら考える力
◆組織開発的視点

 労働安全衛生 には 「 メタ認知 」を高めることが欠かせません

安全意識を高めることは、 メタ認知能力を高めることで実現できます。
「メタ認知」とは、 認知心理学など心理学の幅広い分野で取り扱われる用語で、 一般的には「自問力」とも言われています。

「自問力」を持っているヒトは
なぜ保護具を着用しなければならないのだろう?
なぜルールを守らなければならないのだろう?と自問自答をしながら、 自ら思考を巡らせます。

ルールを守る人材を育成するには、 その背景にある意味を理解させ、 「なぜ」を認識できることが必要です。

「 メタ認知 」 を高める効果とは?

労働安全 との関連性

心身的限界を意識する能力が高まり、 自らの行動を抑制する効果もあります。

【メタ認知が機能していない状態】

・「これくらいの重量なら、一人で持っても大丈夫だろう」→その結果、腰痛になってしまった。

・「これくらいの温度だったら、素手で触っても大丈夫だろう」→その結果、火傷(やけど)してしまった。

・「このくらいの高さなら、飛び越えられるだろう」→その結果、着地に失敗して骨折してしまった。

【メタ認知が機能している状態】

・「この重量なら、2人で持たないと怪我するな」→2人作業で実施し、腰痛にならなかった。

・「これくらいの温度なら、素手で触ると火傷するな」→皮の手袋を着用して触った。

・「このくらいの高さなら、飛び越えると怪我するな」→近道せず、迂回ルートを通った。

意外と自分の能力に気づかないまま、作業を進めちゃうんですよね。皆さんはいかがでしょうか。

どんなに 「 物質タスク重視型マネジメント 」 を行っても、「 メタ認知能力 」 を育まなければ災害のゼロ化は難しいでしょう。
だからこそ 「 人間重視型マネジメント 」 領域への展開が重要なのです。

「メタ認知」事例

【状況】 ある作業員が蒸気のバルブの開閉点検をしている。

メタ認知能力が高まると、 メタ認知的知識( 過去の知識や経験 )がダウンロードされ、安全サイドの行動を行えるようになります。

この能力が低いままだと、 メタ認知ループが働かず、 たとえ認識していたとしても単なる作業をしているだけに止まってしまい、 事故を誘発してしまいます。

メタ認知的知識のダウンロード






「 メタ認知 」 を育てることで現れる効果

メタ認知を育てることで現れる効果








「 メタ認知 」 トレーニングによる改善事例

「 自問力 」 が高まり、 災害の事象を詳細に分析し効果のあった事例です。
その他、 落下、 腰痛、 高温や回転体への接近による災害が半減した事業場もあります。

メタ認知改善事例









労働災害ゼロ化のための 「 安全意識を高める 」研修の資料はこちらからダウンロードをお願いします。



意識を高める(人アプローチ)|ナレッジリーン

どんなにルール遵守を理解させても、「その人」の意識の高さが行動に影響します。NLPや組織心理学、LABプロファイルといった心理学やメソッドを駆使して「相手をその気にさせる」「気付いてもらう」ノウハウをお伝えします。

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【労働安全】労働災害ゼロ化のための安全意識を高める ~その1~


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マネジメントコンサルティング2部 部長
坂田 和則

国内外において、企業内外教育、自己啓発、人材活性化、コストダウン改善のサポートを数多く手がける。「その気にさせるきっかけ」を研究しながら改善ファシリテーションの概念を構築し提唱している。 特に課題解決に必要なコミュニケーション、モチベーション、プレゼンテーション、リーダーシップ、解決行動活性化支援に強く、働く人の喜びを組織の成果につなげるよう活動中。 新5S思考術を用いたコンサルティングやセミナーを行い、現在、企業支援数が190件以上及び年間延べ3,400人を越える人を対象に講演やセミナーの実績を誇る。

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