規格解説から現状調査・文書化・従業員教育・内部監査員養成・内部監査支援・
システム運用支援 ・模擬審査・審査対応支援など様々なメニューをご用意。
1 ) ISO/IEC 17025規格解説セミナー
ISO/IEC 17025の規格解説をいたします。(標準1日 定員なし)
2 ) 現状調査
貴社が現在実施している活動を訪問調査し、ISO/IEC17025の要求事項に対する適合性を判断し
今後どのようなマネジメントシステムを構築すべきかについて、方向性を提案いたします。
(ISO 9001導入企業については、ISO 9001の状況も確認します)
3 ) 文書化コンサルティング
< 1 > 品質マニュアルの作成支援
品質マニュアルの作成を支援いたします。
また、貴社で作成した品質マニュアルをレビューしながら、品質マニュアルを仕上げていきます。
なお、ISO 9001導入企業様の場合、使用中のISO 9001品質マニュアルを基に
ISO/IEC 17025用品質マニュアルを作成することも可能です。
< 2 > 下位文書の作成支援
貴社が作成された下位文書(規定類・手順書、記録様式類など)の内容を確認し、
修正方法をアドバイスいたします。 また、文書の整合性の確認も行います
4 ) 全従業員向けセミナー
ISO/IEC 17025の適用範囲の対象となる方々に対するシステム教育を行います。
(標準2時間)
5 ) 内部監査員養成研修
● 内部監査の概要、ISO/IEC 17025規格の解説や内部監査のポイント(ISO 19011準拠)や事例研究、
内部監査ロールプレイングなどのプログラムを通じて、内部監査員としての力量を身につけていきます。
( 標準:2日間コース )
● ISO 9001やISO 14001の内部監査員経験者の方々には、ISO/IEC 17025規格のポイントを解説、
内部監査手順のポイントを解説(ISO 19011準拠)、事例研究演習 などをコンパクトにまとめたプログラムを通じて、
「ISO/IEC 17025内部監査の手法・ものの見方」を学んでいただく研修もございます。
( 標準:1日コース )
6 ) 内部監査コンサルティング
内部監査員の現場でのスキルアップを目的としたコンサルティングです。
貴社の内部監査にコンサルタントが同行し、内部監査員は現場で何を見るべきか、
各発見事項に対しISO/IEC 17025の視点からどう判断すべきかを、貴社の現場に即してアドバイス差し上げます。
7 ) システム運用支援
弊社コンサルタントが内部監査形式でマネジメントシステムの運用状況を確認いたします。
不適合(問題)や検討事項が出た際には、それを解決するための対策方法や担当者の方々へのアドバイスを行い、
解決を図ります。
8 ) 模擬審査
認定機関の各審査前の最終確認として(審査は2回にわたり行われます)、マネジメントシステムの運用状況を、
認定審査と同形式で確認いたします。
また、発見された指摘事項に対する是正処置の方法もアドバイス差し上げます。
9 ) 審査対応支援
認定機関の審査で指摘された、不適合事項や観察事項などの対応を検討、修正等のアドバイスを行います。
時期 | 貴社の主な活動 |
当社支援項目 |
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システム導入準備段階 | 1ヶ月目 |
●システム構築メンバーの選出 ISO/IEC17025システム構築を中心となって推進するメンバー (推進チーム)を決定します。
●規格の理解 まずはISO/IEC17025規格の理解をします。規格が理解 できないと現状把握はできません。
●現状把握 現状把握を行います。 主にISO/IEC17025とのGAPを明確にすることで「追加項目」 「修正箇所」を明確にし、認定までの計画立案をします。
●システム構築計画の策定 現状把握の結果に基づき、今後のシステムの方向性や計画 などを策定します。 |
●ISO/IEC17025 規格解説セミナー
●現状調査
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システム構築段階 | 2~6ヶ月目 |
●品質方針の表明 トップマネジメントの権限により、品質方針の表明を行います。 この品質方針が今後のシステム構築を進めていくうえで重要な ものとなります。
●文書類の整備 ISO/IEC17025が要求している文書(ルール)を整備していきます。 作成する文書としては以下が想定されます。 1.品質マニュアル 2.規程類・手順書 3.記録様式類 現状把握の結果から、必要と判断した新規文書の作成及び既存文書 の修正などを行います。 ISO9001取得企業ではISO9001の品質マニュアルを元にISO/IEC17025 向けに作成することも可能です。 また、作成した文書類の整合も行います。
●品質目標の策定 品質方針や策定したルールなどに基づき品質目標を策定します。
●従業員(適用範囲内)への説明及び教育 作成した品質マニュアル及び手順書等の下位文書の説明を含めた システム説明(ルール説明)を行い、システムを周知徹底させます。
●内部監査員の養成 内部監査員として活躍していただくために、内部監査員の養成教育 を行います。 ISO9001などの内部監査員資格保有者や監査経験者はISO/IEC17025 独自の部分だけの教育を行うことで、ISO/IEC17025 内部監査員 として活躍することも可能です。
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●文書化コンサルティング
●全従業員向け教育
●内部監査員養成コース
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システム運用段階 | 7~9ヶ月目 |
●システムの試行・修正 出来上がったシステムを試行させます。机上で作り上げたシステムは 現場ではともかく、過剰なルールや矛盾などが出てくるケースがよく あります。 その場合には、整合性を確認しながら、システムの簡素化、修正、 削除などを行います。
●システムの正式運用 システムを正式に運用開始します。ここからが審査対象の実績期間と なります。この段階も修正等を行いながら、貴社にとって最適な システムに仕上げていきます。
●内部監査の実施 内部監査を行います。
●マネジメントレビューの実施 上記内部監査の結果や、その他の記録をインプット情報として、 マネジメントレビューを行います。 |
●システム運用構築支援 ●内部監査コンサルティング
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審査~認証登録 | 10ヶ月目 |
●1回目の審査への準備と受審 審査前の最終確認を行います。記録の漏れや、未実施事項などが ないようにします。 その後、認定機関の1回目の審査を受審します。 |
●模擬審査 |
11ヶ月目 |
●1回目の審査の結果対応 1回目の審査にて出てきた不適合事項や観察事項などの対応を 行います。 |
●審査対応支援 | |
12ヶ月目 |
●2回目の審査への準備と受審 審査前の最終確認を行います。記録のもれや、未実施じこうなどが ないようにします。 認定機関の2回目の審査を受審します。 |
●模擬審査 | |
13か月目 |
●2回目の審査の結果対応 2回目の審査にて出てきた不適合事項や観察事項などの対応を 行います。 |
●審査対応支援 | |
認証登録 |
ISO/IEC 17025は、試験所・校正機関の能力に関する一般要求事項であり、試験所や校正機関の質を向上させ、
試験データや校正データの信頼性を確保するために制定されました。
現在はISO/IEC 17025:2017が最新版となっています。
●ISO/IEC17025規格の概要
ISO/IEC 17025はISO 9001要求事項を取り込んでいるため、ISO 9001取得企業にとっては比較的理解しやすくなっています。
(ただし、ISO 9001の要求事項をそのまま利用しているわけではありません)
それではなぜ、ISO/IEC 17025に取り組むのでしょうか? 多くの企業で以下のような理由を挙げられています。
● 今まで外部試験所に依頼していた企業では、試験を内製化することで、経費削減を図るとともに、
製品化・出荷などのスピードアップを図ることが可能となる。
● 認定試験所となることで、データの信頼性を内外にアピールすることができる
● 認定試験所になることで、新たな取引機会が創出できる
< ISO/IEC 17025の導入メリット >
近年多くの企業で導入を検討・実施されており、ISO/IEC 17025も他のISO規格と同様、経営のツールとして活用できます。
導入メリットとしては以下があげられます。
● 試験データが正しいことを客観的な証拠によって証明できる仕組みを確立することが可能
● 試験所として間違った可能性のある測定結果を外に出さない仕組みを確立することが可能
● ISO/IEC 17025認定より、試験所としてのブランド力の向上が図れる。