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【Youtube】労働安全 ④ │ 安全意識向上に欠かせない「メタ認知」

目次

※本コラムは、上記動画「【労働安全】労働災害ゼロ化のための安全意識を高める ~その4~」を要約した内容になっています。

皆さんこんにちは。
株式会社知識経営研究所(旧社名・現:ナレッジリーン)の坂田です。

前回はメタ認知的知識についてお話ししました。
今回は、このメタ認知と安全意識の関係について、お話を進めていきたいと思いますので、最後までご視聴よろしくお願いいたします。

メタ認知を育てる

私たちは目や耳や鼻などの感覚器官を通じて、信号を脳で取り入れ、脳が情報処理を行います。
この情報処理の際、さまざまなプログラムがダウンロードされます。

そのダウンロードの中には、過去の経験や記憶と同様に、メタ認知的知識も含まれます。
「危ないから無理しちゃいけない」といったように、メタ認知が働きやすくなります。

また、メタ認知的知識をダウンロードしやすくするトレーニングも同時に行う必要があります。

安全保護具の装着や安全手順、ルールを守ることも重要ですが、本人がメタ認知をしやすくなるような思考を促すことも重要です。

人の考え方の癖や習慣を訓練し、危険が目の前に現れた際に「これは危ないかもしれない」と気づいて立ち止まる行動を促すためにも、メタ認知能力を高めることが非常に大事です。

メタ認知は安全行動を高める

メタ認知は、安全行動を高める効果があります。

私の好きなループ理論でお話しさせていただきます。
今、現在自分が認知していること、メタ認知がダウンロードしていて、もう一人の自分が話しかけてくる。
これをメタ認知ループといいます。

現在行っている作業を認識し、それがメタ認知の部分に上がっていく、登っていくことで、適切な行動が促されます。

例えば、バルブの開閉点検作業を行っている際、危険な流体が流れている場合は、バルブを開く方向に回してしまうと危険です。

メタ認知が働き、脳内でダウンロードされることで、点検するときは、「閉じる方向に回さなければならない」と気づくことができます。

このメタ認知によって、閉める側に回すというアウトプットが生まれ、この作業をコントロールすることで、安全な作業を行うことができます。

このように、現場で意識していることをメタ認知に上げ、それに基づいて行動をコントロールし、安全な作業を行う、この行動の流れが重要です。

このメタ認知を働かせやすくしたり、脳内のダウンロードを促すためには、人間重視型の労働安全衛生マネジメントによる、教育やトレーニングが必要です。

メタ認知は自分の限界に気付く

メタ認知によって、自分の限界に気づくこともできます。
時々、自分の限界を知らずに作業をしてしまう方がいます。(私もですが…)

この時は、自分に質問をすることが大切です。
「この作業をしても大丈夫かな?」「自分だったら大丈夫かな?」と自問する、「自問力」を高めることで、労働安全の意識が高まります。
自分の心身的限界を知ることで、ムリな行動を抑制する機会が高まります。

例えば、若い20代30代は、上から落ちてきたものをとっさにつかむことができますが、40代後半50代は、思ったようにつかめません。
”俺はまだ若いんだから”と、無理な作業をしてしまうと大事故に繋がりかねません。

年齢による反応時間の遅れに気づくことができれば、無理な行動を避けることができます。

労働安全衛生に関わる教育やトレーニングでは、ルールを守ることだけでなく、メタ認知を働かせるための教育も含めることが望ましいです。
これによって、物質タスク型のトレーニングと人間重視型のトレーニングが両立するようになります。


今回は、メタ認知をしっかり働かせると自分の限界を知ることができる、という所までお話ししました。
次回もメタ認知について、お話を続けていきたいと思いますので、よろしくお願いします。


今回もご視聴ありがとうございました。

また次回もぜひご視聴ください。

どうもありがとうございました。



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